2013.10.08 Tuesday
「安いから」と気軽に買ってはいけない
先日、四万十にカヤックで下りにいったとき、ふと自分のストーブを眺めてみました。
これにはディーラー(岩谷)から出荷した日のタグがついていました。
1989年出荷の品でした。
今が2013年だから、24年前、ほぼ四半世紀にわたって使っていることになります。
まぁヘビーキャンパーではないので、使用頻度は低いのですが、それでも、かなり物持ちがいいといえましょう。
これを買うときには「カッチン(自動点火装置)が壊れると腹立つから、最初から付いていないやつにしよう。ライターでつければいいよ。」と考えて選んだ記憶があります。
学生が遊び用品として買うには、安くはなかったな。
それでも24年以上使えるなら、年あたりの価格はアホみたいな値段です。
こういう「自分の道具の使い方の実例」を見ていると、何か買うときには「もしかして、これ、ずっと使うんじゃない?」と考えて買うようになるようになりました。
「便利な新製品が出たから」とかましてや「今年のモデルが出たから」で買い替えたりはしない。壊れるまで使い倒す。
そうなってくると、「多少高くても、納得した品物を買おう」と思ってしまいますね。
「昨年モデルのアウトレットでお安くなっております!」は全然OKですけど、それで些細な不満点、例えば「ちょっとこの色は気に入らない」があるならば、多少高くても気に入ったものを買う。
そいつとひょっとしたら四半世紀、ということはこれからだと一生つきあうと考えると「バーゲンで安いから」という理由では選べませんわ。
