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プレゼンテーション「スポーツマウスガードの重要性」を演じるまで
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    2014年7月3日東成区学校保険協議会で「スポーツマウスガードの重要性」と題して講演を行いました。 このエントリはこれを演じるまでの経過を記しています。 プレゼン初心者の私が、初の壇上講演を行うまでに、何を行って、何が困って、どうやって何とか形にしたか、後日の参考になれば、、、。 https://www.youtube.com/watch?v=a_crve5rzeE まず、これを作るにあたり、河村操さんに多大なご協力を頂きました。 昨年、河村操さんのプレゼンセミナーを受講していましたが、実はこれを行うまでに私は、少人数相手に司会や挨拶、数分の意見発表を行うことはあっても、長時間のプレゼンテーションはほとんど経験がありませんでした。 <1ヶ月前> この話を受けたのは1ヶ月ほど前だったのですが、受けた翌日に河村操メルマガオフがあり、ここでほぼ個人教授に近く話を聞いいてもらい、プレゼンの「言いたいことを一つに絞る」ことが出来たのは大きかったと思います。 ここで「言いたいことは一つに絞る」「パワーポイントに喋らせない、しゃべるのは自分、パワポを作るのは最後」「警察に捕まるまで練習する」「コンテを切ってシナリオを巻物にする」など、色々とご教示頂きました。 その後、ボチボチとシナリオを作ってはいたのですが、1週間後に30人程度相手の幼稚園での保護者相手のプレゼン(別件、こちらは虫歯予防の話)があり、そちらに注力していたこともあり、しばしこのプレゼンは「無意識下に眠る」こととなりました。 <3週間前> 幼稚園での別件プレゼンを撮影したものをFBにアップロードし、これを見て色々とアドバイス頂きました。 FB当該エントリへのリンクです。 時間配分と、ホワイトボードを使うライブ感、などについてアドバイス頂きました。 時間配分については自分で見てもよく分からず、後々の練習の時も妙なところが膨らんだりと、今ではハッキリと「これは自分の弱点、注意すべき点」と分かったように思います。 <2週間前> シナリオをノートに作る、、、のですが、尺が足りない。(講演は1時間) 喋りたい話題なので尺が足りない訳がないハズなんですが、「言いたいことは一つ」に引っ張られて、かえってどこまで何を言うか、が分からなくなっていました。 タイトルは「スポーツマウスガードの重要性」、言いたいことは「放っておくと子どもたちはマウスガードをしないので、大人がマウスガードをさせる」というところまでは固まっていました。 ここで一旦シナリオ破棄し、スマートノートで「潜って」みました。 スマートノートというのは岡田斗司夫の提唱するノート術で、その中の一つの方法として、なにか考える課題があったときに課題をノートの真ん中に書いて、「なぜ」をその課題の下、「では、どうやって」を課題の上に書くというものがあります。 「潜る」というのはなにかの課題について「なぜ」「なぜそう思うのか」「なぜなのか」を今の自分はこれ以上考え付かない「プールの底に手が届く」まで考えるというものです。(「どうやって」、はその後、考える。) 当然、一つの課題からは下方向に何本も矢印が伸びることになります。 例えばその1本の矢印の先には 「スポーツマウスガードは重要だ」なぜ? →「口腔外傷を防ぐため」なぜ? →「痛い、QOLが下がる」 →「軽微な粘膜損傷でも醤油がしみて刺身が食べられないが、なかなか人に言えない」 →「口の中を切ったぐらい男やったら我慢せ、と自分で思う」 →「防げるものを防がないマッチョ主義」 →「自分だけぎゃあぎゃあ言うと思われるのも嫌」 →「周囲の理解不足」 →「選手の苦しみを周囲は知らない」 →「実は選手も知らない?」 →「圧倒的な知識、周知不足」 とここまで来て、「プールの底に手が付き」、 「あ、やっぱこの演題で皆様にスポーツマウスガードの重要性を知ってもらうのは大事だな」 と納得することが出来ました。 そこでようやく「では、どうやって」と考え始めるのですが この何本もの矢印のなかには明後日の方向に伸びているもの、 プールの底に手がつかないものがあり、 これは(たとえ統計的、文献的に正しい話、であっても)自分が納得して、自信を持って話ができない、 として、すっぱり捨てました。 逆に言うと、スマートノートで書き出してみたところ「自分はどこまで納得して話せるか」がはっきりと分かり、そしてそれらは1時間を優に超える「話の尺」のストックを得ることが出来たのです。 そこからコンテを切って、ノートに書き出して、時間を測って読んでみた(のをiphoneで撮影して自分で見てみた、、、言うとくけどこれ、最初メッチャ恥ずかしいで)のですが、先週の過ち「時間配分」がやはりどうにもうまく行きません。 どうもノートに書いたものをページをめくっていくと「ページごとに切れている感じ」がして、全体の流れが見にくい、というものもあるかと思います。 そこで、シナリオを、またもや作り変えます。 IMG_5491 はい、巻物です。 巻物にすると「話の流れ」がページで途切れることはなく、しかも「全体の長さの割合」が「手で実感」することが出来ます。 これ、ええわぁ。 広げると、一反木綿です。 ここでシナリオの巻物化が講演の10日前、ここからドコへ行くのもこの巻物を持って、読んで練習をしながら、修正すべき点は修正していきます。 (居酒屋やバーでの一人飲みの時にもやってました。) <1週間前> それなりに「これで、いけるか?」と思うところまで練習したので、パワポを作り、家族の前でやってみました。 (恥ずかしいでぇ、、、。) 「大体良くわかった」 「でも、マウスガードの話より、外傷の例のほうが長かったし、そっちばっかり気になった」 と指摘されました。 あ、あかん、また時間配分や、、、。 どうも、症例写真を出すと、ついつい「歯科医師として」という肩書というか、職業根性が出てくるのか、シナリオ上はそれほどの時間でもないのに、細かく話してしまうようでした。 聞いている方は細かい話はどーでもええんですよね、まったくもってその通り。 それに練習に練習を重ねてシナリオを練り上げているのに、アドリブで時間配分を壊してはなんにもなりません。 今回は「アドリブは入れないように努力する」「アドリブっぽいセリフも、シナリオに書き入れて、話す」ことにしました。 「練習に練習を重ねて、シナリオを練る」ことの重要性、そして自分で作っていながら「引きづられてしまう」パワポの怖さを思い知りました。 あくまでしゃべるのは俺、パワポではない、とあらためて強く自分に言い聞かせました。 <3日前> 会場の下見を行いました。 ここで、パワポの映写場所を脇に、自分は中央で話す配置と決めました。また、ライティングもパワポは「大体見れたらOK」として、壇上の自分が会場からよく見えるように設定を決めました。気分はTEDです。 また、ここで歯科医師会の皆様を前に予行演習を行い、(さすがにもう恥ずかしくも何ともない)一部シナリオに手を入れます。 あとは練習です。 <当日> 当日は上のyoutubeの通りです。 あとで評判を聞いたところ、同業者からは「良かったですよ」、そして歯科医師以外の一般のかたについても「エレベーターで一緒になったオッチャンとかが面白かったな、言うとったで」などとお聞きしましたので、概ね好評だったようで、胸をなでおろしています。 ですが、見ての通り、壇上は真っ暗です。実は主催者側にも「ライトはこのぐらいで」とお伝えしていたのですが、実際に操作する人が(私の姿よりもやはりパワポが大事でしょうがないんですね)真っ暗でパワポがよく見えるようにこういったライティングにしてしまいました。なにしとんねんコラ。 今回は主催者側と意思の疎通が図れるような状況になかった(司会に苗字と名前の両方間違えられちゃいました。せめてどっちかは正解言ってよ。)ので仕方なかったのですが、こういう状況ならいっそのこと、パワーポイントを使わずにホワイトボードを横においてプレゼンしたほうが良いかもしれません。 パワーポイントはホンマに諸刃の剣やでぇ、、、。 というわけで、今回の私としては 「テーマ、言いたいことは一つに絞る」 「シナリオを作る前、作っていて違和感を感じたらスマートノートで潜る」 「シナリオは練り込み、練習はやり込む、アドリブがそれを壊さないように注意する」 「時間配分は自分の弱点なので、他人に見てもらった方がいい」 「パワーポイントは諸刃の剣、スタッフと明確に意思疎通できない場合はないほうがいいかも」 そして 「師匠の言うことは素直に聞いて、丸々真似をしたほうが良い」 という教訓を得ました。重ねて河村操さんありがとうございました!
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