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世界のレイヤー(歯科医師会議事録巻頭言H25年6月)
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    皆様、先日は平日のお集まりにくい中、ご参集いただき、時間の制約のある中、活発なご討議ありがとうございました。 報告事項を聞くにつけ、5月9日の第2回理事会よりたった1ヶ月と4日しか経っていないのに、本当に様々な会議、行事があるものだと思います。これを少人数でこなすことは到底出来ません。理事者皆様はじめ、委員会委員皆様など、数多くの方々のご協力なくして会務は「例年通りに」執行することすら、かないません。昨月の巻頭言でも書きましたが、本年はこれに加えて社団なりという大きな行事がございます。これを見据えながらも、区民のため、会員のため、「例年以上の」執行を目指して、執行部一枚岩で頑張ってまいりましょう。 さて最近、リバーカヤックを購入いたしました。 それ以来、夜明けと共にカヤックを担いでは桜ノ宮から出艇し、大阪城や中ノ島を訪問しています。 カヤックを購入して以来、川を見れば「ここは漕げるかな?出艇できる場所はあるかな?」と気になって気になって仕方がありません。 それまでは、川といえば橋をわたらねばならない邪魔物にしか見えなかったのですが、今では川を見ては心躍らせる毎日です。 同じ世界を見ているのに、見方が変わってしまったのです。 「独立国家のつくりかた」 (講談社現代新書)で著者の坂口 恭平さんが「世界のレイヤー」という言い方をしていたのが、まさにこの現象にピッタリだと思います。 レイヤーは主に「層」と訳され、コンピューター画像処理用語としてのレイヤーは、アニメのセル画のように重ね合わせて利用することを表します。 様々な画像が書かれた透明な薄いシートが、何十にもわたって重ねられ一枚の画像を形成しているという雰囲気で使われます。 世界とは、それぞれが「認識するレイヤー=層」が重なって見えている、こういうことを坂口さんは書いておられました。 普段何気なく見ている世界のうち、私には「カヤック」の層は見えていませんでした。それがありありと見えると、世界は層の厚みを増し、更に面白いものに見えてきたのです。 我々の業務にしても、歯科治療のレイヤー、公衆衛生のレイヤー、また、高齢者歯科、障害者歯科のレイヤーなど、いろいろな「層=レイヤー」が重なっています。知らない(では済まされないのですが)レイヤーは見えていても、見えない、認識できないのです。s-IMG_2985 我々の大きな目的の一つである「学識向上」には、それぞれのレイヤーの精度を上げることもありますが、見えていないレイヤーを見えるようにすることも重要な役目ではないでしょうか。「今までやったことがないから」という「未知のレイヤー」を見えるようにするには、個人活動ではそのキッカケに限界があります。 理事会後の保険勉強会でも訪問診療時の介護保険の話題が出ました。これなども「未知のレイヤー」である方もおられましょうし、周術期における口腔機能の管理や障害者歯科なども同様かと思います。 会員皆様の「レイヤー」が積み重なって行き、世界がより深く、面白く見える。その一助となるよう各委員会の皆様には真にご苦労様ですが、今後とも活発な活動をよろしくお願いいたします。 では加藤準理事からの議事録、お目通し下さい。 (文:畠平剛志)
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