そしてプレスカブの試運転、ギアがスコスコ入って幸せ。
この8万キロ3万円プレスカブ、オイル交換してもすぐオイルが汚れた理由がクラッチ開けたらすぐ分かった。
「ここに汚れが貯まるんです」とFAQで言われるクラッチアウターのくぼみですが、ええ、汚れが溜まってましたよ。あふれるほどに。ていうか、溢れてた。まわりにベットリと、汚泥を固めたような汚れが堆積しており、例えるならオイルと泥でコテコテになったフロントスプロケットケースみたいな感じでした。(ドブの臭いがしました。)こら、あかんわ。これクラッチ開けたことないな多分。
開けて掃除してキレイにした訳ですが、それでも2回目開けたときには「あ、まだココが汚れてる」とついでに掃除して、3度目にはまぁキレイだなとなったわけで、このぐらい何度かに分けて掃除が必要だなと。
(エンジンの外側も分けて掃除して、ボルトのグリスアップも3度目にはまぁオイル湿潤してるなと言う感じ。)
新車を磨き上げるのも無論楽しいけど、ボロを自分の手でバラしてそれなりに仕上げていくのも楽しいな、と、、、これ、沼ですかね?
1回目 クリッピングポイント強化クラッチキット組み込み
ガスケット剥がしにのべ4時間ほどかかった、、、。マニュアル首ったけ、クリッピングポイントのキットにもマニュアル付いてきてサービスマニュアル(ただし90)と見比べられるのは良かった。
ここでクラッチ直結症状がでた(チェンジ入れた瞬間に繋がるしクリープが出る)ので、カブグループで聞いてみる。
クラッチセンターガイドがオーバートルクで潰れたのではないか?との意見を聞いてクラッチセンターガイドを発注。
2回目 バラして見たが、クラッチセンターガイドに破損状況は見られない。一応交換したが、症状同じ。
カブグループにコメントしてみると
強化クラッチスプリングを使うとそんな感じになるというCommentが付く。(しばらく使っていると馴染むということ。)
調整機構の部品に問題があるのでは?というCommentもつく。
ノーマルスプリングと、調整機構の部品を発注。
3回目
スプリングをノーマルに、クラッチ調整機構の部品交換。
スプリングも純正にしましたが、試走してみると全く同じ症状、、、「だめか、、、ん?クラッチ調整してないな」と調整してみると、完全なつながり具合、キレ具合に!
思えば交換前からクラッチ調整しても「全く、何も変わらない」というのはおかしな話で、この辺りがヤレてたのが、ディスク交換で顕在化しただけで、クリッピングポイントの強化スプリングは無関係だったのかもしれません。